坪井ファームさんは、2014年に長沼町で就農され、主にきゅうり、アスパラ、オクラ、越冬小松菜等を作っている生産者様です。

坪井さんご夫婦。お二人共にこやかで優しいお人柄。笑顔がとても素敵です！

もともとは会社員として道外でお仕事をされていたご夫婦。農業にあこがれを持ち北海道へ移住を決断。「誰かの一日に元気を届けたい！」を理念に、自分たちが作る野菜を食べた人、自分たちの農場を訪れた人、自分たちが作る野菜を通じて関わる人たちが笑顔になり、 元気を届けられますようにという想いを持って農業を営んでいらっしゃいます。

坪井ファームの越冬小松菜

ハウスで栽培している越冬小松菜。1月から3月の間で暖房を使わずに栽培しています。

長沼町の厳しい冬の気温の中、暖房をたかずに毎日寒さに耐えながら、時にシバレ（凍結）を繰り返しながらゆっくりと大きくなる小松菜。

小松菜は、江戸時代に東京の小松川で生まれたことがその名を持つ由来で、別名“冬菜(ふゆな)”とも言われ、元々は冬野菜だったものです。栄養価が高く、特にカルシウムは野菜の中でもトップクラスに豊富ですが、さらにビタミンCやカロテンも多く、風邪予防や骨粗しょう症予防など冬にはとても坪井さんの越冬小松菜は、真冬の厳しい寒さの中育てられる。暖房がないハウスの環境で育てるので、少しずつ大きくなっていく。

厳しい環境のなか

主力で栽培されている作物は「きゅうり」で、１日で5０００本から８０００本も収穫されます。ご夫婦がつくる新鮮な野菜はファンが多く、札幌のご近所野菜のコーナーに並んだり、マルシェイベントでも行列ができます。笑顔が絶えずに柔らかいお人柄のご夫婦がつくる、美味しい野菜をぜひ味わって下さい。